カ ラ フ ト ア オ ア シ シ ギ


チドリ目シギ科(Tringa guttifer)

全長約31cm
旅鳥
渡りのときには、海岸や河口の干潟や入り江に渡来するが、単独の場合が多い。浅水中を活発に歩いてえさをあさる。ケーッと一声ずつ鳴く。サハリンで繁殖し、世界の個体数は千羽以下とされる。環境省レッドリストは絶滅の危険が一番高い絶滅危惧1A類。
見分け方であるが、アオアシシギとは、本種の嘴は基部が太くて肉色をしていること、足が本種のほうが短くて黄色味が強いこと、翼の下面は本種のほうがずっと白いこと、夏羽では本種の胸に小黒円紋が密にあることで分かる。胸に黒い斑がある夏羽はオバシギにも似ているが、オバシギの夏羽では、肩羽が赤褐色であること、腰の白色が本種では背にまでくいこんでいること、オバシギでは翼に白線がでることで見分けられる。キアシシギとは、本種のほうが大きくて、嘴が本種のほうが太いことで見分けることができる。



撮影日 6月14日、撮影地 潮見町


撮影日 6月14日、撮影地 潮見町


撮影日 6月14日、撮影地 潮見町





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